日曜の朝。
一週間の始まりは「SUNDAYSCHOOL」から始まる。
村の子どもたちと先生(村の大人)が集まり、聖書の勉強、歌の練習なんかをする。
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時には「自分の気持ちをしっかりコントロールしなさい」とか「タバコ、酒、マリファナはだめだ」とか、日本だと道徳でするようなお話を聴いたりもする。
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ここには地域で子どもたちを教育する場がある。常に村の大人が子どもたちの周りにいる。これが普通のことのような気もする。
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先日、突然「日本の宗教について話してくれ…」とふられた。何度か宗教について聞かれたことがあるが…、いつも返答に困る。仏教…、神道…、鳥居…、大仏…、初詣…、お経…、これが難題だ。
私自身、多くの日本人と同じように、信仰に対して強いこだわりがない。自分の宗教を意識しながら生活していないし、クリスマスと正月が同居していても特に違和感なく受け入れている。
このことが、奇妙なことなのかそうではないのか、よくわからない。
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ソロモンでの生活は、キリスト教なしでは語ることはできないほど人々の生活に密着している。教会に通い、ありとあらゆる場面でお祈りをし、讃美歌を歌い、神様に感謝をする。
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その他、物事のとらえ方においても違いがあると思う。
これを機に、日本人の宗教について少し勉強してみた。翌週、簡単に発表してみたのだが、子どもたちは非常によく聞いてくれた。
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理科の授業以上に…
宗教について興味があるように感じた。
「SUNDAY SCHOOL」が終わると礼拝が始まる。讃美歌を歌い、お祈りをして、聖書を読んで、お話を聴いて…、2時間ぐらいで終わる。すでに時刻はお昼を通り越している。夕方から再び礼拝が始まる。夕方も同じような内容で2時間ぐらい。その後、enene veluvelu (現地語で夕方の散歩)して夕日を眺めて日曜が終わってゆく。
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月曜日の夜。
「SUNDAY SCHOOL」の生徒たちと病院に行く、入院している人達に向けて歌を歌いに行く。
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木曜日の夜。
「YOUTH」の集まりがある。
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村の若者たちの集まり。お祈りをして、歌って、踊って、落ち着いて静かにというよりはみんなで楽しく歌って踊ってという感じ。だいたい20:00ぐらいに始まって23:00ぐらいまでやっている。
そして、金曜の夜。
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ここの村は4つのグループに分かれている。そのグループごとに礼拝がある。誰かのお家に集まってお祈りをする。毎週「今日は○○の家ね。」なんて感じで連絡される。お祈りをして歌を歌う。少人数で家族のような感じで、なんか落ち着く。

とまあ、定例の集いだけでも結構いろいろあって大変だ。他にも復活祭(イースター)や収穫祭、ファンドレイジング(寄付金集めの集い)なんかもしょっちゅうあり、準備も含めると結構忙しい。先週はファミリーウィークとやらで1週間毎晩3時間ほどの聖書の勉強会があったりもした。
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こんな感じで一週間・・・、

教会の行事を通して村人たちと過ごす時間、結構楽しんでいる。

ご近所さんに赤ちゃんが産まれた。
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この子の名前はKUNIO TONY LAMPIO になった。
「KUNIOが日本に帰ってもKUNIOがソロモンにいるぜ!!」ってことらしい。
なんか、とっても嬉しく思う。

今回は最近の村での生活を紹介しようと思う。
授業終了が13:40、その後、会議や授業準備がなければ14:00頃帰宅。村の子どもたちが待ち構えている。

柔道教室も根強い人気。
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着替えもばっちり。
お菓子を賭けてトーナメント戦で盛り上がる。
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身体能力が高く足腰も強い。本気で練習すればそこそこの選手になるだろう。
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ただ…、「本気で練習…」……、、難題だ。

引き続き陸上教室へと流れる。
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靴が履きたいだけだろうか…、人気急上昇。いきなり参加人数激増!!
JOGに始まりリレーやら坂ダッシュをする。
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リレーは異常に盛り上がる。
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が…、
次の走者がバトンを来るのを待ってられず走り出しちゃうし、必ずショートカットしちゃうし、もう追いつかないとなると突然やめちゃうし、走り出してあきらめるならまだいいけど…、もう追いつかないとなると走ることさえしないアンカーがいる…
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まっ、楽しいからいっか・・・。
簡単にやってのける日本人って凄いのかもしれない。
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そして、夜はそのままお勉強会に突入する。
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これまではただ遊びにくるだけだったが、最近は勉強させることにしている。
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勉強する姿勢は・・・
とりあえず許そう。

計算問題、
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国旗暗記、
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授業の復習
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など…、小学生から高校生までやってくる。
勉強が嫌でそのうち来なくなるかなー、なんて思っていたが…、
「今日も勉強しに行くから~」なんて、結構頑張っている子もいる。
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電気が十分とはいえない環境。夜は火を囲んで過ごすか寝るだけ・・・、それが悪いことではもちろんないが、勉強したいって訪ねて来る子たちには、とりあえず教えたいと思う。
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三線ギターも上達してきたぜー
さて、村での生活は、遊びに来た子どもたちとだけ遊んでいるかというとそれだけではない。
自分から外に出ることも心がけている。週4の教会通いも続けている。相変わらず教会はイベント盛りだくさんだ。そのうちまとめて紹介しようと思う。


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「海外暮らし1年になります…。」なんて聞くと…、もう、外国語ぺらぺらやな~!!なんて思っていた。
しかし、自分に置き換えると、どうだろう……
日常生活(買い物とか移動とか…)は伝えたいことは伝えることができる。
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外国人に対して気軽に話かけられるようになった。決して成長してない訳ではない。
ただ……、やはり、きちんと努力しないと、たかが1年住んでいるだけで言葉はマスターできない…、、、と感じる。

最近、村人たちも同僚の先生も私が外国人(日本人)ということを忘れつつあるように思う。
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もう、ものすごい勢いで話かけてけてくる。勢いが凄すぎて聞き取れないことが多々…。
もう聞き返すのも悪いし…、ただの雑談に違いないし…、ってことで、得意の愛想笑いで対応する。

そして、何より困るのが授業だ。愛想笑いって訳にはいかない。
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電磁誘導、誘導電流、モーターの仕組み…、一応、英語で説明しているのだが…、
生徒たちからの「???」の雰囲気がどどっと押し寄せてくるのである。英語で台本を書いて読むときもあるのだが、それはそれで伝わっていないような気もする。

英語だけでなく、ソロモンの共通語であるピジン語、地元の言葉であるロビアナ語、最終手段の日本語、これらの言葉を駆使して何と教えているのだが…、まっ、精進します。としか言えないのである。

そんな授業の様子を少し紹介。
Form1(中1)は今、顕微鏡での細胞観察。あとは、光の反射と屈折。去年も同じ内容を教えていたので比較的余裕がある。一度経験しておくことって大事だと感じる。
ガラス越しにペンを見る。光の屈折の認。
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顕微鏡で小さな生き物の観察。
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Form4(高1)は、電流と磁界、今は運動と力。
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エナメル線とマグネットを使ったモーター作り。
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思いの外大好評だった。
先生方も興味深々。
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授業は40分×8コマ、今は週30コマ教えている。実質2コマ続きなので80分×15コマって感じだ。

いろいろ悩むこともあるが、思考錯誤を楽しみながら何とかやっている。

後は帰任後にも実験が行われるように、ソロモンでできそうな実験のやり方と写真を残すようデータをまとめている。

残り半年・・・、自分ができることはどんどんやっていこうと思う。




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