かねみつ~しん。 ☆ソロモン編☆

青年海外協力隊としてソロモン諸島に理科教師として派遣されていたときの記録。その後、ソロモンの生徒たちを日本へと招待してしまってからの備忘録。。。

一生懸命な人は応援したくなる。
一生懸命な人は感動を与える。
一生懸命やると楽しい。


同じ理科教育隊員の西山先生を中心に首都ホニアラで教育イベントを開催した。


西山先生の熱い思いに感銘を受け、手伝わずにはいられないのである。そして、熱い思いをもった仲間が増えるのだ。
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集結した熱き教員隊員


どのようなイベントかというと・・・


・サイエンスショー(理科教育推進運動)


・ビブリオバトル(読書推進運動)


・ダンスレッスン(体育教育推進運動)


サイエンスショーはというと、
実験を通して生徒たちを楽しませようという目的のもと行った。

実験の内容は、状態変化や静電気、慣性の法則を利用した簡単なものを中心に準備を進めた。

また、インパクトを与えるため・・・
一度やってみたかった、

「ドラム缶を大気圧でぶっ潰しちゃおう!!」


とりあえず、予備実験ということで、


ドラム缶を準備し、
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水を入れ、
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火を起こし、
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湯を沸かし、
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水蒸気で一杯にした状態で一気に冷やすと・・・
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「成功だぜ!」

しかし、「ボコッ」っと巨大音で潰れることを期待していたのだが・・・

「グニュグニュグニュ・・・・・・」と静かに形を変えたのであった・・・。

イメージと違うが、まあいい。よしとしましょう。

本番に期待。


さてさて、イベントを開催するとはいっても、ソロモンでは一筋縄にいかないことがたくさんあるのだ。


例えば金銭面・・・
どう克服したのかというと、西山先生がソロモンの携帯会社「telekom」に何度も交渉を重ねスポンサーとしてサポートしてもらえることになったのだ。感謝。
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揃いのTシャツまでいただけた。名前を書いてみた。文化祭のようだ。青春。


さらに、もう慣れてしまったのだが、約束が守られないことや時間にルーズなこともあり、なかなか予定通りには進まない。当日準備して頂く予定だった食事が予想以上に少なく、前日お好み焼きを100枚作った。もう、お好み焼き屋さんのバイトである。
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「たくさん来ても、大丈夫~」

しかし、さすが協力隊。
みんなで協力し様々な苦難を乗り越えたのである。
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新聞にも載せて頂いた。


ただ、どんなに一生懸命準備をしても、もう1つ乗り越えなければならない課題があった。


それは・・・、人集めだ。
この時期まだ学校は長期休み真っ只中、学校にいっても生徒はいない。
街中で説明しようにも、耳を傾けてくれない。


だが、日本の先生たちをあなどるなかれ。


数学教育隊員のサチエ先生と体育隊員のタイガ先生は得意のヒップホップダンスを・・・
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西山先生は得意のギターと歌で・・・
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沖縄出身のしょう先生と私は三線と歌で・・・
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特技があるのだ。

街中で突然披露し、集まって来た人々に宣伝するという作戦をとった。


もう、ソロモンでのメジャーデビューも夢ではない。


いよいよ当日・・・
その様子は後日お伝えしょう。



みんなで何かつくり上げるのは大変だが・・・
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一生懸命やると、とっても楽しいのだ。

子どもたちの笑顔のために
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今更ながらの・・・
明けましておめでとうございます。
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昨年は、東京→駒ヶ根→ホニアラ→ムンダと環境の変化に悪戦苦闘しながらも「挑戦」の1年間を過ごしました。自分で決断した道に後悔はありません。

今年は、ソロモンでどっぷり1年間を過ごします。昨年以上に「自分で決めたことに積極的に挑戦する。」そんな1年間にしたいです。

その経験を、その後の教員生活で生かすことができれば最高です。
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ムンダの夕暮れ

また、このブログも多くの人たちに読んでいただけているようで、とてもありがたく思っています。今後もより多くの人たちに読んでいただけるよう、つたない文章ながら定期的に続けたいと思います。今年もよろしくお願いします。



さてさて、今年の決意表明をしたところで・・・
年末年始はどう過ごしたのかというと・・・
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半年振りの日本でのんびり過ごすことができた。しかし、ソロモンでは1度も体調不良にならなかったのだが、なぜだろう?

化学物質にやられたのか、食べ過ぎなのか、寒かったのか・・・、

胃腸炎になってしまった。もう、体内はソロモン仕様になっていたのだろう。

楽しみにしていた食べたいものリストは来年以降に持ち越しになってしまった(悲)。
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目で味わう日本食。



しかし、恩師や友人に激励をしていただくこともできた。今年の活動に気合いが入った。

さらに、久々に拝中にも伺った。
成長著しい生徒たちに会うことができ、一安心。
将来有望である!!


また、忙しい中にも関わらず、ソロモンでの活動報告会を行うことができた。
ソロモンでの生活や活動の様子について話をした。

何をどれだけ伝えることができたのかはわからないが、有意義な時間を過ごすことができたと思う。

その後、生徒たちに感想を書いてもらった。その感想を読み、さらに頑張ろうと気合いが入ったのである。みんなありがとう!!

また、生徒たちからたくさんの質問もあった。次回以降のブログにて返答したいと思う。


そんなこんなで現在はソロモン生活を再スタートさせた。
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日本では雪が降ったらしいが・・・
今はとにかく
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暑い・・・



さて、新規一転。

年の切り替えは気持ちを入れ替えるチャンス。

昨年の自分を超えられるよう、新たな気持ちでスタートさせることができたら最高だな!!
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クリスマス休暇を利用して同期隊員とともに隣国のバヌアツに旅行に行ってきた。
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ソロモン同様南太平洋地域の島国だ。
しかし、日本と韓国が違っているようにお隣の国でも違っていることも多々あった。

バヌアツ旅行のエピソードを紹介しようと思う。

バヌアツには牛がめちゃめちゃたくさんいる。
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だから、おいしい牛肉を山ほど食べることができる。

スーパーに行けば、格安の牛肉をゲットできるのだ。
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肉食系男子の誕生。胃もたれの覚悟できてます!
焼肉、ステーキ、牛丼、シチュー・・・・・・

もう、牛肉の味を忘れてしまっていたのだが、毎日が肉祭り。
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牛肉の味を一生涯忘れることはないだろう・・・

バヌアツ牛への感謝を忘れない。



また、スーパーマーケット、レジ、クーラー、お湯シャワー・・・
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文明のありがたみを堪能したのである。



そして、バヌアツに派遣されている同期隊員にも会うことができた。
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異国の地で活動する隊員に刺激をもらう。

そういえば、自分も異国の地に住んでいたっけ・・・

もちろん、観光にも出かけた。
決していじめてはいない。
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試されるリズム感
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癒し系ミュージシャン
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子どもたちが、観光客のために一生懸命ダンスや歌を披露してくれた。みんな楽しそうなのだが、働く子どもたちの姿にとっても感動したのである。

さらに、
Australia,New Zealand,China,New Caledonia,Madagascar,USA,France...
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世界中からたくさんの観光客と出会うことができた。そして、改めて語学力のなさを感じた。

日本語を使用するのは、全人類の2%しかいないということを痛感したのである。



飛行機に乗れなくなりそうになったり、手続きに手間取ったり、荷物がたどり着くのか心配したり・・・、日本では考えられないトラブルが起こるのだが、これぞ旅の醍醐味。

とっても楽しめた。


そして、バヌアツ旅行後に一時帰国制度を利用し、日本に帰国した。
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一時帰国は2年間で1度だけ認められているのだが、いろいろ諸事情でこの年末年始になった。


半袖半パンでの帰国が相当辛いものになったのは言うまでもない。(極寒)

半年ぶりの日本・・・
思うことはたくさんあるが・・・
再来年の本当の帰国のときにまた・・・

2016年
東京→長野→ソロモンと激動の一年間だった。
お世話になった皆様、新しく出会った皆様、ありがとうございました。また、2017年も引き続きソロモンで活動して参ります。今後も「かねみつ~しん。」とともによろしくお願いします。

それでは、皆さん良いお年を!!
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来年は酉年。年男だぜ!!




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