「あれっ、俺の5ドルがないっ。」

事件が起こった。
夜の勉強会もひと段落。
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そんなときに、、、

我が家で盗み発生。
「今かよっ。。。」って時期に。

卒業間際に起こるトラブル。日本でもあったかな、、、。

盗まれたものは子どもが持ってきて机にポイっと置いていた5ドル紙幣(日本円で75円ぐらい)。
「そんだけかいっ。」てな金額だが盗むやつがいたことがショックだ。

子ど​もたちが家に出入りするようになり、気を付けてはいた。
盗まれやすそうなものを目につくところに置かない。
子どもたちだけにしない。

昨年なんかは失礼なぐらいの警戒ぶりだったように思う。
小銭を置いて持って行くか試したこともあった。
ただ、今の今まで盗まれたものは何もなかった。

最近は完全に油断していた。いや、信用していた。
それだけに残念でならない。。。

子どもたちはというと、、、
「誰だぁ~。全員ポケットチェック~。」

日本だと、このご時世、犯人捜し的なことはできない。

ソロモンでは関係ない。子どもたちが自主的に犯人捜し。

時を待たずポケットからポロっと5ドル落とすやつ発見。。。

「お前かいっ!!!」

犯人見つけ5ドル戻って一件落着。。。
いつも通りやり過ごす子どもたち。。。

ここソロモンだしこのままやり過ごしちゃおうか、、、
いやいや大人としては説教だろっ、、、

どうしようかと悩む。

つたない言葉で説教開始。。。
「君たちを信じてたんやけど、、、とっても悲しい。」
そんなことを伝えるのが精一杯。

「今日は全員帰りなさい。。。」

とりあえず、全員強制帰宅。。。

翌日。。。
どうなることやら、、、。

とりあえず放って置く。

しばらく来なくなっちゃうかな~。
帰国間際に残念だな~。
なんて思っていたのだが、、、

はいっ。来たー。
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とりあえず1人。
きっと、偵察要因だろう。

その後、いっぱい、来たー。
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火起こし、薪割り。
とりあえず、働け。。。

そして、謝罪の応酬。
「昨日はごめん。。。」
「盗むのはよくないよね。。。」

そして、あっという間にいつも通り。。。
盗んだ子以外は。。。

当人には3日間の自宅謹慎の罰を与え、3日後に復帰してもいいことにした。

そして、それ以降、全員の我が家での生活態度、学習態度がすこぶる向上したのであった。
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子どもたちは、失敗を経て成長する。
どうやら、万国共通らしい。

文化も言語も常識も異なるこの場所で、
何を基準に子どもたちに物事を伝えるべきか、、、、。
日々葛藤である。

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さて、そんな事態に村の大人たちはというと、、、
「ろくでもないやついるから気をつけろよ」って、、、

そんだけかいっ。

さて、ボーイズとの勉強会も日常に戻りつつあったころ、、、。

教会でのお祈りの後、諸連絡にて、、、

「隣村、とあるオフィスの庭に生えているマンダリン(柑橘系の果物)を盗んだ子どもたちがいる。」

そして、次々とKUNIOボーイズたちの名前が呼ばれていくのであった。

ほんと、「やってるね~。」

庭の果物泥棒。。。
ちょっと、子どもらしくてかわいいもんやん。
なんて感覚の私。。。

ただ、村の大人たちとの温度差を感じる。

お金のほうがあかんやろっ、、、
って感覚とはどうやら違うようだ。

名前を呼ばれた子どもたちは夜間自宅に軟禁されることになった。

罰としてKUNIOの家に行っちゃだめっ、、、
って、我が家の出禁はどうやら罰を与える意味を持つらしい。。。

複雑な心境。。。

子どもたちは失敗を繰り返す。
これも、万国共通らしい。

そんなこんなで、お勉強会の人数が少ない。。。

2、3人なんてときも、、、

15人ぐらいが半分以下になったので、正直ちょっと寂しい。。。

とまあ、残り1ケ月となった任地での生活だが、、、
最後までばたつきそうな予感。。。

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学校が始まった。

いや、学校に行った。だけかもしれない…。

 

月曜日。始業式を迎えた。

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9時半ごろ開始。3分の1ぐらい来ていたような気がする。

 

ただ、スコールの雨音が凄すぎて何回も中断。

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終わったのはお昼前ってとこ、、、。

 

みんな、何事もなく数時間平気で待っていられる。

久々の生徒たちとグダグダと話をしながら過ごしている自分に気づく。

 

日本じゃイライラの限界を超えるぐらいの待ち時間でもここでは平気。

だって、この後も特に予定ないし…。

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その後、教室に移動して、グダグダと教室を整備したような、してないような、

そして、速やかに解散となる。

 

翌火曜日、職員室でグダグダ過ごす。

教室に一応行ってみる。40名の在籍だが14人が出席していた。

 

少しお話しをして、、、終わり、、、「さようなら~」

「何しに来たの?」と疑問に誰も思っていない。

 

午後は、理科の先生たちと会議。。。

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授業…、、、もうじき、帰国。もう言われるがままを受け入れるつもり。


「じゃあ、昨年と同じFORM1とFORM4とりあえず教えて~。」

「オッケー」

とりあえず、帰国寸前まで、きっちり授業はさせてもらえそうだ。

ありがたい。

 

水曜日、同じく職員室でグダグダ過ごす。

生徒たちに授業用ノートを配布する。以上「さようなら~」

 

「授業はいつから…?昨年はもう始まっていたような…?」

「う~ん。先生たちまだ戻ってきていないから、、、来週かな、、、」そんな感じだ。

 

木曜日、学校に行く、職員室でグダグダする。「さようなら~。」

昼前に帰宅。今日は行っただけ~。

 

金曜日、掲示板に時間割が貼られる。

「じゃあ、授業行って~。」と、突然授業開始。

 

まぁ、授業をするって普通のことなのだが、この突然な感じに対応するのは大変。

ただ、慣れた。教室に行って自己紹介やら、簡単な予定の確認やら、少し理科やら、、、

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特に台本を作らなくても、準備していなくても、授業できているぜ~!!!

自分の成長を感じるうれしい時間となった。

 

お昼から、授業カット。「職員会議しま~す。」

そして、授業がなくなるのも突然。

 

今日は先生たちいっぱい来たからって、、、

臨機応変ぶりが異常。

 

そんな感じで、来週からはようやく通常の学校生活になりそうだ。3週目にして…。

 

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さらにもう1つ。ここソロモンでは、人との別れのタイミングが不明。

 

「俺転校するんだ~。」なんてことはほとんど聞かない。

いなくなってから気が付くパターンがほとんど。

「んっ、あいついないの?」

「うん。転校した~。」

それが日常。

 

先生たちも同様

「別の学校に異動になったよ~。」

なんて、後から聞くことの方が圧倒的に多い。


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ちなみに緑シャツは新校長。

前校長とは突然の別れとなってしまった。

 

さよならを言えないままのお別れってなんか切ない気持ちになる。

 

ただ、

「俺転校する。明日の船で行くから今日が最後。」

っと、kunioボーイズとの別れ、、、

しっかり伝えてくれることもある。

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「そっか、残念だけど、元気で~。これプレゼント。」

 

それから、2週間彼は毎日我が家にやってきている。

 

なんてこともある。

 

もう、いつが最後かなんてわからない。

本人でさえ、わかっていないと思う。


毎日を最後だと思って、人付き合いをしよう。

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雨季なのか、サイクロンなのか、雨続き。
ひたすらに雨雨雨の1週間。
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道のぬかるみが異常事態。

そして、洗濯が全然乾かない。
濡れたまま着るしかない。

結局すぐに雨に打たれるから全く問題ない。

こうなってくると洗濯する意味があるのか疑問。

さて、そんな雨続きの1週間だが、ついに学校が始まるとされている日を迎えた。

月曜朝。雨。一応起きてみた。

学校行こうか…。
日本人としての自分とソロモン慣れした自分が戦う。

かろうじて日本人としての自分が勝つ。
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時間通りに到着。

無人の校舎。
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校舎に水没の危機が迫る。

とりあえず、動いているものを探すが、、、。
先生も生徒も犬も鶏もいない。


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新しくできた池で鴨が優雅に泳いでいただけ、、、。

そういえばここはソロモンだった。


とりあえず、副校長の自宅に押し掛け「来たぞ」ってことをアピール。

「今日雨だし、先生方みんな実家から帰って来てないし、、、」

優雅にお茶をいただきながらそんなお話をする。
そして、とりあえず学校行くかっ、、、ってことで、

新学期が始まった。

今週1週間は登録週間で来週から授業とのこと、去年と同じパターン。

とりあえず、
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ゴミだらけの職員室を片付けて、、、
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後は、特に何もしない。
「じゃ、帰りまーす!!」

そんな感じで1週間、「一応行っとくか、、、」的な出勤をした。

1,2時間滞在して帰宅。究極の慣らし保育、、、
まずは出勤することのに慣れるってことか。
体と心に優しい~

そして、ぼちぼち先生方も出勤してくる。
「ハッピーニュイヤー」なんて、、、
「今さらかいっっっ」的な挨拶を済ませる。

半分ぐらいの先生に会えたかな、、、。
さて、学校は、、、授業は、、、いつから始まるのだろうか。。。


週末、洞窟リベンジにでかけた。
なっちゃん隊員とみっちゃん隊員も同行。
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冒険。。。
しかーし、大雨。

「行けるのか?大丈夫なのか?」
「大丈夫だ。洞窟の中は雨降ってないから。行ける。」

「んっ、明らかに増水してる。」
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「本当に大丈夫なのか、、、。」

到着。
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子どもたちはパチンコでコウモリを狙う。
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そして、簡単にとらえてしまう。

更に、奥へと突き進む。
転倒に備えカメラの使用を控える。

ついていく。
めっちゃ暗いー
めっちゃぬかるんでるー
めっちゃ増水してるー
なんか臭いー

「本当に大丈夫なのか?」
「kunioたちはここで待ってろ。」

「ですよね、、、。」

子どもたちはぐいぐい突き進み、
私たちは来た道をせこせこと退散。

「大丈夫」はそっち基準の「大丈夫」だったと知る。

前回よりほんの少し進めたかな。。。
10mぐらい。
スモールステップ。。。

さてさて、
雨に打たれて、
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傘はそこいら中に生えてる。

滝に打たれて、
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洗濯ものがどうか乾きますように。

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