「ANNIVERSARY FESTIVAL」が終わった。
正確には…写真の通りだ。
ここ、ソロモン諸島ウェスタン州で使われているロビアナラングスの聖書の完成を祝う式典でもあった。
以前紹介したかもしれないが、ソロモンには120を超える言語があるとされている。その1つがロビアナラングスだ。日本語も地方によって多少異なる。ただ、イントネーションが違うくらいなので、ほとんどが通じないということはない。しかし、ソロモンのラングスはまったく別物。もはや違う言語だ。
これが、ロビアナラングスの聖書。50ソロモンドル(日本円で750円ってところ)で買った。
そして、聖書の翻訳を行った方のお話を聞くこともできた。
翻訳作業は1983年に始まった。30年以上の長い時間をかけて翻訳されたようだ。この方が翻訳作業を主に行った方。
もう、ロビアナラングスペラペラだった。
現地に入り、現地の方と関係を築き、ラングスを学び…
長い年月をかけ少しずつ進めてこられた。
そんな式典に参加することができてとても嬉しく思う。
日本だと聖書はもちろん、ありとあらゆる本が日本語で書かれており、いつでも手にすることができる。
「本を読む」ということは「学ぶこと」の基本。
しかし、ソロモンの子どもたちにとって読書をするというのはとても難しい。
本屋さんはない。一応、図書室はある。
オーストラリアからの支援で本はそれなりにある。
図書室の整理整頓を以前行ったが、なかなか定期的に開放されないし、綺麗な状態が継続できない。
また、最大の問題は英語の本しかないということ。
英語が多少わかるとはいえ、本を読むのは大変。「辞書を片手に本を読む」そんな簡単にできることではない。
母国語で書かれている本があるということは幸せなことなんだと感じる。
さて、式典ではお祈り、お話を聞くこと、聖書を読むこと…、
あとは、生徒たちとともに現地語の歌を披露した。祭典は、歌とダンス、村ごと、地域ごとに分かれて発表する。
途中乾季の大雨にも見舞われたが、人々のエネルギーは凄まじい。生徒たちも伝統的衣装に身を包みノリノリ!
ダンスに乱入するのはもう当たり前。青いおばちゃんの乱入
なぜか、飴玉をまき散らすおばちゃんが現れたり、なぜか、香水をまき散らすおばちゃんが現れたり…
完成度を上げて見ている人を楽しませるというよりは、練習の時から自分自身が楽しむことを一番大切にしているという感じ。
日本は、「自分が楽しむ」というより「他人にどう見せるか」の方に重きを置いて練習していると感じる。
「自分が楽しむ」→「みんなが楽しくなる」
それはそれでいいのかもしれない。
以前住んでいた村の子どもたちとダンスめちゃめちゃ楽しめた。
そして、昼休み…
「あなたの家で休んでいい?」
「うっ、うん…。いいよ~」って
突然、教会の近くの我が家が控室として利用されることに…
そして、大人も子どもも30人以上が我が家に押し寄せることに…
正直迷惑な話だが、気軽に頼られてる感じが嬉しくもあるのだ。
「水くれる~」
「ハサミだして~」
「ブラシある?」
「鏡は?」
「充電させて~」
「着替える場所どこ~」
「包丁は?皿は?ほうきは?」
はいっ。もう、どうにでもなれ~
でも、
持ってきてくれた食事がふるまわれたし、なんかお正月みたいで楽しかったし、
衣装も作ってくれたし、よしとしましょう。
ただ、
このお洒落な衣装。縫ってくれたのはうれしいんだけど、襟まわりだけで…
ぼたんやら何やら、未完成で…
はっぴかな・・・
最後は必殺技のホッチキスで留めで完成!!!
そして、
たくさんの人が押し寄せた関係で、気が付いたときには、「たま」が追い出されていた…。まだ子猫な上に連れてきてからは外に一度も出してないので、もう一生会えないか…。こんなお別れ嫌だ~、、、と思っていたが、夜にはしっかり帰ってきた。
これもよしとしましょう!
トカゲを仕留めた。野生。
そして、夜の部。
再びの合唱。みんなで、楽しく歌って踊って最高だった。
そしてグランドフィナーレはこちら。
サプライズの暗転かと思いきや・・・
ただの停電。
懐中電灯の中幕を下ろしたのである。
そして、翌日学校が再開された。
いつもより明らかに静かである。
一応、登校してみると…この事態。
「疲れたな~、行きたくないな~」なんて思っちゃうとき。
日本だとそんなときこそ歯を食いしばって頑張るのが大切だと教えてきたが…、
ソロモンでは、心の状態と行動とが完全に一致。
「行きたくないときは行かない。疲れたら休む。」
正直者が多いのだ。
さて、いつになったら生徒たちは戻ってくるのだろうか・・・
正確には…写真の通りだ。
ここ、ソロモン諸島ウェスタン州で使われているロビアナラングスの聖書の完成を祝う式典でもあった。
以前紹介したかもしれないが、ソロモンには120を超える言語があるとされている。その1つがロビアナラングスだ。日本語も地方によって多少異なる。ただ、イントネーションが違うくらいなので、ほとんどが通じないということはない。しかし、ソロモンのラングスはまったく別物。もはや違う言語だ。
これが、ロビアナラングスの聖書。50ソロモンドル(日本円で750円ってところ)で買った。
そして、聖書の翻訳を行った方のお話を聞くこともできた。
翻訳作業は1983年に始まった。30年以上の長い時間をかけて翻訳されたようだ。この方が翻訳作業を主に行った方。
もう、ロビアナラングスペラペラだった。
現地に入り、現地の方と関係を築き、ラングスを学び…
長い年月をかけ少しずつ進めてこられた。
そんな式典に参加することができてとても嬉しく思う。
日本だと聖書はもちろん、ありとあらゆる本が日本語で書かれており、いつでも手にすることができる。
「本を読む」ということは「学ぶこと」の基本。
しかし、ソロモンの子どもたちにとって読書をするというのはとても難しい。
本屋さんはない。一応、図書室はある。
オーストラリアからの支援で本はそれなりにある。
図書室の整理整頓を以前行ったが、なかなか定期的に開放されないし、綺麗な状態が継続できない。
また、最大の問題は英語の本しかないということ。
英語が多少わかるとはいえ、本を読むのは大変。「辞書を片手に本を読む」そんな簡単にできることではない。
母国語で書かれている本があるということは幸せなことなんだと感じる。
さて、式典ではお祈り、お話を聞くこと、聖書を読むこと…、
あとは、生徒たちとともに現地語の歌を披露した。祭典は、歌とダンス、村ごと、地域ごとに分かれて発表する。
途中乾季の大雨にも見舞われたが、人々のエネルギーは凄まじい。生徒たちも伝統的衣装に身を包みノリノリ!
ダンスに乱入するのはもう当たり前。青いおばちゃんの乱入
なぜか、飴玉をまき散らすおばちゃんが現れたり、なぜか、香水をまき散らすおばちゃんが現れたり…
完成度を上げて見ている人を楽しませるというよりは、練習の時から自分自身が楽しむことを一番大切にしているという感じ。
日本は、「自分が楽しむ」というより「他人にどう見せるか」の方に重きを置いて練習していると感じる。
「自分が楽しむ」→「みんなが楽しくなる」
それはそれでいいのかもしれない。
以前住んでいた村の子どもたちとダンスめちゃめちゃ楽しめた。
そして、昼休み…
「あなたの家で休んでいい?」
「うっ、うん…。いいよ~」って
突然、教会の近くの我が家が控室として利用されることに…
そして、大人も子どもも30人以上が我が家に押し寄せることに…
正直迷惑な話だが、気軽に頼られてる感じが嬉しくもあるのだ。
「水くれる~」
「ハサミだして~」
「ブラシある?」
「鏡は?」
「充電させて~」
「着替える場所どこ~」
「包丁は?皿は?ほうきは?」
はいっ。もう、どうにでもなれ~
でも、
持ってきてくれた食事がふるまわれたし、なんかお正月みたいで楽しかったし、
衣装も作ってくれたし、よしとしましょう。
ただ、
このお洒落な衣装。縫ってくれたのはうれしいんだけど、襟まわりだけで…
ぼたんやら何やら、未完成で…
はっぴかな・・・
最後は必殺技のホッチキスで留めで完成!!!
そして、
たくさんの人が押し寄せた関係で、気が付いたときには、「たま」が追い出されていた…。まだ子猫な上に連れてきてからは外に一度も出してないので、もう一生会えないか…。こんなお別れ嫌だ~、、、と思っていたが、夜にはしっかり帰ってきた。
これもよしとしましょう!
トカゲを仕留めた。野生。
そして、夜の部。
再びの合唱。みんなで、楽しく歌って踊って最高だった。
そしてグランドフィナーレはこちら。
サプライズの暗転かと思いきや・・・
ただの停電。
懐中電灯の中幕を下ろしたのである。
そして、翌日学校が再開された。
いつもより明らかに静かである。
一応、登校してみると…この事態。
「疲れたな~、行きたくないな~」なんて思っちゃうとき。
日本だとそんなときこそ歯を食いしばって頑張るのが大切だと教えてきたが…、
ソロモンでは、心の状態と行動とが完全に一致。
「行きたくないときは行かない。疲れたら休む。」
正直者が多いのだ。
さて、いつになったら生徒たちは戻ってくるのだろうか・・・
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