2017年10月

Week1終了。
未だ、帰省先から戻ってきていない生徒もいる。が、、、授業はどんどん進める。

form1は原子の周期表。日本同様ひたすら覚えさせる。もう、毎時間テスト。
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ただ、覚えるだけの単純なテスト、カンニングを防ぐのが大変…。
隙を作らないよう、目を凝らす。この戦い絶対に負けられない。


form4は物理、運動とエネルギー
竹の輪っか、瓶、ペンを使って慣性の確認。
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風船、CDを使って簡単ホバークラフトを作り、摩擦の確認。
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とにかくできるだけ説明なしで、目で確認できるようにしている。お互いの為に。


さて、週末はというと、、、
同僚の先生にマグロ釣りに行こうと誘われた。
カヌーでムンダ周辺の海ではしょっちゅう釣りをしていたが、
マグロ・・・、、、
是非釣り上げてみたいものだ。ってことで海へと繰り出した。
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赤い帽子が同僚のMr.デルとその従兄弟のMr.キコ

あと、せっかくの機会なんで、近隣の村で活動している隊員も誘ってみんなで出かけた。
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ラグーンを通過し、
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沖へ向かう。
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海の透明度尋常じゃない。

そして、鳥の群れを探す。
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いた~~~
そこには、小魚がいっぱいいてそれを狙ってマグロやカツオなんかも集まってくる。

釣り開始。
ちなみに仕掛けはこちら。
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竹に糸を巻き付けて疑似餌と針をつけただけ。
まさに、「これで釣れるんかいっ!!」てな感じだ。

はいっ。

「釣れたー。特大カツオ。」
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はいっ。

「マグロも釣れたー。」
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あと、

サメもいたー
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鳥の群れを通過するたびに釣れる釣れる。
2時間ぐらいで9匹のマグロやカツオが釣れた。

ただ、、、、

日本人3人はカツオやマグロだけでなく、壮絶な船酔いとも戦っていた。

「はいっ、糸垂らして~」
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げろげろげろ
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「きたー。糸引いて~」
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げろげろげろ

「魚上げてー」
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げろげろげろ

「写真写真。笑ってー」
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げろげろげろ

とっても、楽しかった。

帰りに近隣の島に立ち寄り、、、
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「刺身入ります。」

はい。最高。。。
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翌日はお家で
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「お寿司入ります。」

サイコー
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10月5日は「WORLD TEACHERS DAY」だった。
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日本ではお祝いしたことないけど…、、、
先生方、先生のご家族と連れ立って、近隣の学校で行われる式典に参加した。

「朝7時に集合ね~。ノーソロモンタイムね~。ジャパニーズタイムね~。」

でも、そんなの絶対に信じない。1年住んだ成果。

とは言え、小心者の私、どうせ待つことになるだろうと思いながら30分遅れの7時半に集合場所へ…。

すると、

4位だった。
出発時刻は9時ってところ。
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まぁ、1時間半待ちなんてもう誤差ぐらいに感じる。
みんなで楽しくボート移動すること30分。。。
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「TABAKA SCHOOL」に到着した。
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この「TABAKA SCHOOL」は、日本でいうところの職業訓練校みたいなもの、農業や大工、コンピューターなんかを学ぶ学校だ。
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畑や野菜の苗がとっても充実。
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大工実習もできちゃうらしい。そして、この学校の校舎は
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日本の援助でできたものだった。本当、いろんな場所で日本の援助が入っている。

ただ・・・、蛇口の位置は間違えたようだ。
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さて、式典の内容はというと…、、、
入場行進から始まる。
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観客はいないけど・・・
そして、お祈り、
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と続き昼食をいただく。
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メニューは山盛りご飯と豚肉が振る舞われた。
久しぶりの肉、、、
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ついつい食べ過ぎる。
今年はケーキも振る舞われた。
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ケーキ入刀。
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そして、例年通りスポーツ大会。
灼熱地獄サッカー
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和気あいあいバレーボール
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普段運動しないおじさんたちは
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死にそう。
後半はほぼほぼ誰も走らない。蹴ったボールがラインを割るだけ…、
ただ、みんなサッカー大好だって、そこだけはだけは譲らない。

その後は、のんびり閉会セレモニーをやって帰宅となる。
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撤収と解散は一瞬…。
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集合時とのギャップがすさまじい。

楽しい時間はあっという間、、、

ここソロモンでは、先生たちも生徒たち同様全力で楽しむ。
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いや、時には生徒そっちのけで楽しんでいるときもある。
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一緒に練習し、一緒に参加し、一緒に楽しむ。いや、生徒以上に楽しむ。
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「もっと生徒に活躍の場を…」な~んて思っていた時期もあったが、
大人が全力で楽しんでいる様子を生徒に見せることも大切かもしれない。
「大人って楽しいよ」って…
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こうして、先生の日を先生方みんなでお祝いすることができた。
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1週間休み2。
子どもたちとのんびり過ごす時間が多かった。
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ウェアラブルカメラを子どもに取り付けてみた。
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「ココナッツに登ってみて…」
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これが子ども目線、
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足がすくむ高さだった。
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子どもたちは20mぐらいならひょいひょい登っていく。
ただ、ココナッツから眺める景色は
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サイコー

 さて、休みを利用してムンダ探検に出かけた。住んで1年以上だが、まだ行ってないところはいっぱいある。
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これがムンダの東の果て「ブアラビレッジ」
それから
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「イラガナビレッジ」

学校からだと徒歩1時間半ぐらいかかる。
でも、
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この村にも生徒は住んでいた。
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毎日の通学お疲れ様…。

どちらの村もとっても綺麗だったが、
民家の庭には
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マシンガン。
森には
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戦車。
海には
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船…。
どこにいっても太平洋戦争の痕跡を目にすることができる。

 そして、ムンダの南側に位置する「ロクロクビレッジ」にも訪れた。
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ここにも生徒がたくさん住んでいる。
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ハンモックやベンチに座ってただただ雑談するか、ただただのんびりするか…。
これも休日のソロモン人過ごし方。

 それ以外にもイベントが盛りだくさん。
お食事会や
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教会のお祭り、
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そのお祭りの準備やら何やら・・・・・・、

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サッカーの試合を見に行ったり、
日々の勉強合宿だったり、
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村の奥様方を我が家に招きお料理教室を開催したり、
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ちなみに、チャーハンと炊き込みご飯んと魚の塩焼を作った。
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 ただただ、散歩したり、、、
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忙しいんだか、暇なんだかわからないような休みだった。

ただ、日本ではできない時間の使い方だと思う。

さて、学校が始まる。TERM4、年度の変り目が学年の変り目なので最終学期だ。
と、自分なりに気合を入れてみた。

生徒たちはというと…
思ったよりは登校していたように思う。6~7割ぐらいは来てたかな…。

さてさて、どんな締めくくりになることやら・・・



 

 

 

 

 






1週間休み。
さて、何をしようか。はたまた何もしないか。
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とりあえず、気の向くまま、目覚めてから考える。そんな夢のような暮らしができる。

「島行くぞ。」と生徒からの誘い。
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以前にも誘われたことがあったのだが、約束するのが難しいこの国。

「何時にどこだ?」

「モーーーーーニングに家に来い。」

「わかった。モーニングだな。」

「いいや。モーーーーーニングだ。」

「モーーーー」の長さをはかるのがとって困難。

そして、翌日……、9時に行ったのだが…

すでに出発済。。。残念。。。

その翌日「なんで来なかったんだ?」

「いやいや。9時に行ったけど…」

「遅いわ。モーーーーーニングって言っただろ!!!」

……というのが前回の反省。

そして、今回はというと、、、

「前日の夜に家に来てそのまま泊まって一緒に行こう!!」との提案。
これは、確実に行けるやつや~。
と、思っていたら、ソロモンのお母さんと慕っているご近所さんが、「違う村に夜に行くのは危険だから…、やめなさい。心配で眠れないわ~。」って…

普段も教会に行ったり、夜に出歩くことはあるので、特に心配はしていないのだが、そこまで言われたら「わかりました。」というしかない。

こっそり抜け出すのも、小さな村だし、すぐにばれる。
これは、あきらめるしかないやつや…。

生徒には「ごめーん。明日の朝に行くから~。」と電話で告げた。

「で、何時だ?時間を教えてくれっ!!」

「4時だ。いや、5時だ。」

「まだ、真っ暗だけど大丈夫なのか?」

「おう、カヌーで朝日を見るんだ。最高だぜ!!だから、絶対遅れるなよ。ノーソロモンタイムだからな!!」

「それは楽しみー、大丈夫だ。俺は日本人だ。時間通りに行くから。」

ってなわけで、翌日、待ち合わせ場所の海辺に行った。徒歩40分…。結構遠い。

ただ、日本人なのに、不覚にも10分遅れてしまった…。

5時10分、5時20分、5時30分……

ん?もうすぐ日が昇るけど…、、もう、行っちゃったのか…。

まあ、ちょっと、遅れてしまった自分が悪いし、あきらめて帰宅した。

これは、もうふて寝しかない。

だらだらしていると…

7時ごろ、生徒から電話が、、、「今日は来ないのか?」って…

いやいやいや、「さっき行ってたから…。今からでるのか?」

「そうだ。来るか?」

徒歩40分。往復80分。2往復160分…

「行くけど…。待ってろよ。」

人生に無駄な時間なんてない。そう言い聞かせる。

そして、無事生徒と合流。日本だと「いい加減にしろよ…。」って話なので一応説教を…、

「5時って言ったし、ノーソロモンタイムって言ったし…、、、どういうことだ?」


「ごめん。でも、俺ソロモン人だから…」って…、、、

正論。

「うっ、うん。そうだ。確かにそうだ。」

まあ、細かいことはどうでもいい。気にしてられないし、誰も気にしていない。

いざ出発。
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カヌーを漕ぎ漕ぎしつつ、途中の漁場で魚獲りしたりしつつ…、
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「太陽、、、しっかり昇ってるけど…」
「大丈夫まだ午前中だから朝日だ。」って…
「なるほど。なるほど。確かにそうだ。君はいつも正しい。」

そんなこんなで、目的の島に到着した。
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時間にはルーズな子どもたちだが、島ではおもてなしをしっかりしてくれる。
喉が渇いたと言えば
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ココナッツの木に登って
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ココナッツを採ってくれる。

腹が減ったと言えば
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魚を獲って、
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捌いて、
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焼いて、
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ごはんを炊いて…、
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できあがり。

ちなみに、
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この料理「モツ」といって、火を起こして、その上に、ココナッツの葉っぱとサンゴをおいて、
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サンゴの上で魚を焼くという伝統料理。
どんなトロピカルな魚もすべて黒に統一。
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ただ、身はとってもふわふわしておいしい。
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いただきます。
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あとは、島にある太平洋戦争のときの大砲まで案内してもらった。
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どこにいっても、戦争の痕跡を目にすることができる。
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充実した休日。

みんなで連れ立ってカヌーで近隣の島で魚獲って食って遊ぶってのが、休日の子どもたちの一般的な過ごし方。
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健全。
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ソロモンの教育は「義務」ではないので、学費を払わなくてはならない。
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学校によって異なっているのだが、任地の学校はというと、
中1~中3は年間500ドル(日本円で7500円)
高校生は年間1200ソロモンドル(日本円で18000円)
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保護者はこのスクールフィーを稼ぐのに四苦八苦。畑にいって、海に行って、山に行って、野菜や魚を売って稼いでいる人がほとんど。
ココナッツ1つ売って3ドル、イモ1kgぐらいで10ドル、カツオ1匹10~20ドル…、、、
こつこつ稼ぐしかない。
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ホニアラ(首都)やギゾなどの大きな街に働きにでて稼いだり、ムンダの空港関係の仕事をして稼いだりしている人もいるが…、仕事が少ないこの国…、、、稼ぐのも大変だ。
兄弟が多いとなおさら大変…、この学費が払えず学校に通っていない子どももいる。

ソロモンの就学率は40%程度と書かれた資料をかつて読んだことがあるが、
この付近の村だと70~80%の子どもたちは学校に通っているのではないかという気がする。ただ、小さな離島なんかに住んでいたりするとますますお金もないし学校もないし…、そんな状況なのだろうと思う…。
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さて、毎日のように我が家に勉強しにやってくる子どもたちがいる。
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どうせすぐに飽きるだろうと思っていたのだが、かなり頑張っている。
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計算問題、、、最初に比べたら結構できるようになってきた。
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個人差はあるが、学校に通っていない子は足し算から、、、
繰り上がり、繰り下がり、、、もう、とっても教えるのが難しい。
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ありとあらゆる指を使って計算する。
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指の数を上回ったららひたすら数える作戦。
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あと、九九をほぼ覚えていないので、計算するのは本当に大変。九九を語呂よく覚えられるって素晴らしいことなんだと気付く。

そして、毎回国旗を覚えさせている。
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覚えないと強制帰宅させられるというルールがある。
おそらく「暗記」ということをほとんどしないのだろう。「覚える」ということに脳が慣れていない・・・。
衝撃的に覚えられない。
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スペインを覚えるのに2日。スリランカを覚えるのに3日要した。
でも、彼は真剣だ…。

ただ、毎日やってきて2時間ぐらい頑張って勉強している。「できなかったことができるようになる。そして、ほめてもらえる。」単純にそれが嬉しいらしい。
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日本の教育って、学ぶべき内容、年齢、教え方にいたるまで、、、細部に至るまで検討されていることに改めて気付く。
日本の学習指導要領のきめ細やかさに驚愕している。
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そんな、ちょっぴり勉強は苦手なソロモンの子どもたちだが、、、、

カヌーを自由自在に操り、
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ぐいぐい海に潜り、魚を獲る。
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尋常じゃないぐらい高い木にすいすい登り、
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ぐいぐい木の実を採る。
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雨上がりでじめじめでも、あっという間に火をつける。
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家族の一員としての役割を果たし、
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互いに助け合いながら暮らしている。
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「いじめ」なんて存在しない。

魅力いっぱいの彼ら…、、、
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もっと関わってみたい。そんな風に思う。

そして、今日もまた、勉強合宿が開催されるのであった。
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