2018年02月

理科室が完成間近。
IMG_20180129_114951

全力で言いたい。

「今更かいっ!!!」

活動の要請内容の筆頭に記載されていた「完成間近の理科室の管理と活用」。

ソロモンタイムの極み。

帰国が先か完成が先か、デットヒートの様相。

学校隊委員の私。
IMG_20171227_221719
決して村人隊員ではない。

本来学校での活動に重きを置くべきなのだが、授業以外の活動はほとんどできていない。
P_20171116_124414

反省。。。

それでも、同僚の先生方は「良くやってくれている。」と言ってくれる。

というより、何をやっても、何もやってなくても褒めてくれると思う。

「実験法の指導や指導法の助言」そんなことも要請にあったのだが・・・、

私の授業、、、生徒たちうるさいし、、、
英語での授業、指導どころか、、、説明することで精一杯。。。

むしろ、助けられらのは私です・・・。

そんな状況で助言なんて・・・、
ってことで相当おろそかにしていた。

ただ、このまま終わってしまうのも申し訳ないので、毎日先生たち向けの実験講習会を開催することにした。
Screenshot_20180217-082540

放課後10分~20分、これまで授業でやった実験を毎日1つずつ紹介している。

Screenshot_20180217-081338

その様子をビデオに撮って学校のパソコンに残していくね~。

Screenshot_20180214-100159

ってことにしている。

Screenshot_20180217-084703

書面で準備もしていたのだが、如何せん英語力がなさ過ぎてわかりやすい資料が作れない。

「百聞は一見にしかず。」

Screenshot_20180217-082617

動画撮影に変更だな。

この講習会とりあえず1週目だが、意外と好評だ。
「今日もやるのか?今日は何の実験だ?」

理科の先生以外も集まってくれる。

メモをとりながら参加してくれる強者も現れた。

IMG_1023

最後まで続くといいな……。

授業の方も順調にスタートを切った。

IMG_20180212_123533

当たり前のことだが、
過去2年と比較すると、
少しはしゃべれるようになった。
雰囲気も読めるようになった。
生徒の学力も何となくわかる。
笑いのつぼもおさえた。

IMG_20180212_121455

このまま1年間教えられないのが残念でならない。

協力隊の任期2年。
結局これからってときに終わってしまう。
きっと、同じ思いの同期隊員もいはるず。

まぁ、2年間で自分ができる範囲のことを精一杯やればいっか、、
な~んて、、、精一杯やったかな……。

IMG_6084

学校の活動ももうすぐ終わり、やれることはやっておこう。

ついでにもう1つ。

最近、村のお母さんたちから愚痴をよく聞く。

「学費高くなったのに、先生が授業に来ない。良くないわー。先生は絶対授業行かなきゃだめよー。」って、

そうです。あなたが正しい。

ちなみに学費は、
Form1(中1)からForm3(中3)までは年900ドル(約13500円)
Form4(高1)は年1900ドル(約28500円)
Form5(高2)は年2000ドル(約30000円)

仕事なんてほとんどない。
畑の作物と海の幸を売って稼ぐぐらい。

ましてや兄弟姉妹めちゃめちゃ多い。
IMG_7494

保護者も大変だ。

「今年学費払えないから今年は学校行かないー」なんて生徒も珍しくはない。

そんな苦労して学校に通っているのに、、、

教員不在クラスが多数。
時間割によっては、1日中先生が来ないなんてこともある。

そら愚痴が出るわー。

じゃ、先生方に直接言えばいいのに~。

って、これが難しい。

以前にも紹介した「ワントク」(親戚のようなもの)の結びつきが強いし、人数もめっちゃ多い。「どんだけワントク居んねん。」って何回思ったことか。。。

そして、お互い助け合いの精神が半端ない。

一見すると良さそうだし、実際助かっている面も大いにあると思う。

ただ、仕事なんかにおいては、助け合ってっていうか、ゆーるくやっていこうって感じ。だから、メリハリとか責任感とかそんなものは薄れていってしまう。

IMG_1028
ちなみに、この先生、動画を見てるだけ~。

また、違うワントクに属する人とトラブルになると、ワントクを巻き込み関係ない人までいっぱい出てきて面倒なことになる、、、。そんな話を聞いたこともある。

そんなこんなで、先生にも意見しにくい訳だ。

IMG_1034
例え、仕事してなくても、

で、ワントク無所属の私が、
「先生ちゃんと授業行かないと。。。」ぐらい言ってみるのだが、

「家、赤ちゃんいるから、、、」とか
「子どもが病気だからー、、、」とか

その言い訳、こっちが病気になるぐらい聞いたし、、、

もしくは、

「そーだな。ソロモンタイムソロモンタイム。。。ギャハハハ。。。

となる。

何か別の大きい力が働かない限りどうにもならない気がする。

IMG_1035
ただ、学校は今日も平和です。

今回は、嬉しい出来事特集でお届けしよう。

まずは、お手紙の件。

京都の木津川市立木津第二中学校の皆さんから郵送されたきた手紙を子どもたちに配布した。
IMG_20180213_124358

写真では伝わらないが相当喜んでいた。

IMG_20180213_124339

普段プリントなんか絶対取りに来ない生徒も、、、
「俺宛のは、、、?」って、取りに来る。

IMG_20180209_101855

なんなら、放課後自宅までとりに来ちゃったりする。
IMG_0971

「写真撮るから手紙持ちなさい。」
「おっ、おう。。。」

IMG_20180213_124433

むちゃむちゃ恥ずかしがる。

きっと、JAPANESE PENFRIEND からの手紙、一生大切にすると思う。


嬉しいこともう1つ

先日のムンダでの水泳大会がソロモンの新聞に掲載された。

FB_IMG_1517751363964

われ先にと新聞に群がる。

IMG_20180131_175608

記事は読んでいない。。。

「俺、写真に3つ写ってた~。」
「俺は4つ。勝ったぜ~。」

セロテープと板で補強して村のホールにも掲示しておいた。

IMG_20180204_165416

「村が写ってる~。すごーい。ありがとー。」

しょうくん隊員あらためて感謝だ。。。


嬉しいことさらにもう一つ。

現在、自宅謹慎者多数のKUNIOBOYSたちだが、
学力の向上が著しい。

IMG_20180211_195458

長く通っている生徒はもうすぐ10ケ月ぐらいになる。

かつては、一桁の足し算で苦戦している者多数だった。今は、二桁のかけ算もできちゃうぜ!!

IMG_9780

さらにできる生徒は、
電卓を使いたくなる小数の計算も分数も正負の数の計算も極めたぜー。

IMG_20180209_213404

継続は力なり。

最近、新たに来るようになった子どもたちもいる。

IMG_0935

今はまだ苦戦…。

ただ、みんなとっても優しい。。。
教えあうのはお願いしなくてもできちゃう。

IMG_20180214_205156

でも、できるようになったからって、答え全部いっちゃうのだけはやめてほしい。

さらに、昨年まで学校に行ってなかったKUNIOBOYSのうち数人が、今年から学校に通い始めた。

IMG_0767

「割り算のテスト満点だった。」
報告にやってくる。

それだけでも嬉しい。
まあ、いつまで続くかが課題だけれどね。。。


ちょくちょく勉強コンペなんかも開催している。

成績上位者には、プレゼント。

IMG_20180211_142134

日本に持ち帰るつもりのない物、、、どんどん減らしていかないと、、、

一石二鳥作戦。。。

昼間に自習しに来る人々。。。

IMG_1008

ぶら下げたニンジンを全力で追いかける感じ。
作戦成功。

活動終盤戦。
嬉しいこと続きで終えることができますように。。。

「あれっ、俺の5ドルがないっ。」

事件が起こった。
夜の勉強会もひと段落。
IMG_20180203_203243

そんなときに、、、

我が家で盗み発生。
「今かよっ。。。」って時期に。

卒業間際に起こるトラブル。日本でもあったかな、、、。

盗まれたものは子どもが持ってきて机にポイっと置いていた5ドル紙幣(日本円で75円ぐらい)。
「そんだけかいっ。」てな金額だが盗むやつがいたことがショックだ。

子ど​もたちが家に出入りするようになり、気を付けてはいた。
盗まれやすそうなものを目につくところに置かない。
子どもたちだけにしない。

昨年なんかは失礼なぐらいの警戒ぶりだったように思う。
小銭を置いて持って行くか試したこともあった。
ただ、今の今まで盗まれたものは何もなかった。

最近は完全に油断していた。いや、信用していた。
それだけに残念でならない。。。

子どもたちはというと、、、
「誰だぁ~。全員ポケットチェック~。」

日本だと、このご時世、犯人捜し的なことはできない。

ソロモンでは関係ない。子どもたちが自主的に犯人捜し。

時を待たずポケットからポロっと5ドル落とすやつ発見。。。

「お前かいっ!!!」

犯人見つけ5ドル戻って一件落着。。。
いつも通りやり過ごす子どもたち。。。

ここソロモンだしこのままやり過ごしちゃおうか、、、
いやいや大人としては説教だろっ、、、

どうしようかと悩む。

つたない言葉で説教開始。。。
「君たちを信じてたんやけど、、、とっても悲しい。」
そんなことを伝えるのが精一杯。

「今日は全員帰りなさい。。。」

とりあえず、全員強制帰宅。。。

翌日。。。
どうなることやら、、、。

とりあえず放って置く。

しばらく来なくなっちゃうかな~。
帰国間際に残念だな~。
なんて思っていたのだが、、、

はいっ。来たー。
IMG_0368
とりあえず1人。
きっと、偵察要因だろう。

その後、いっぱい、来たー。
IMG_20180201_130829
火起こし、薪割り。
とりあえず、働け。。。

そして、謝罪の応酬。
「昨日はごめん。。。」
「盗むのはよくないよね。。。」

そして、あっという間にいつも通り。。。
盗んだ子以外は。。。

当人には3日間の自宅謹慎の罰を与え、3日後に復帰してもいいことにした。

そして、それ以降、全員の我が家での生活態度、学習態度がすこぶる向上したのであった。
IMG_20180211_195434

子どもたちは、失敗を経て成長する。
どうやら、万国共通らしい。

文化も言語も常識も異なるこの場所で、
何を基準に子どもたちに物事を伝えるべきか、、、、。
日々葛藤である。

IMG_0730


さて、そんな事態に村の大人たちはというと、、、
「ろくでもないやついるから気をつけろよ」って、、、

そんだけかいっ。

さて、ボーイズとの勉強会も日常に戻りつつあったころ、、、。

教会でのお祈りの後、諸連絡にて、、、

「隣村、とあるオフィスの庭に生えているマンダリン(柑橘系の果物)を盗んだ子どもたちがいる。」

そして、次々とKUNIOボーイズたちの名前が呼ばれていくのであった。

ほんと、「やってるね~。」

庭の果物泥棒。。。
ちょっと、子どもらしくてかわいいもんやん。
なんて感覚の私。。。

ただ、村の大人たちとの温度差を感じる。

お金のほうがあかんやろっ、、、
って感覚とはどうやら違うようだ。

名前を呼ばれた子どもたちは夜間自宅に軟禁されることになった。

罰としてKUNIOの家に行っちゃだめっ、、、
って、我が家の出禁はどうやら罰を与える意味を持つらしい。。。

複雑な心境。。。

子どもたちは失敗を繰り返す。
これも、万国共通らしい。

そんなこんなで、お勉強会の人数が少ない。。。

2、3人なんてときも、、、

15人ぐらいが半分以下になったので、正直ちょっと寂しい。。。

とまあ、残り1ケ月となった任地での生活だが、、、
最後までばたつきそうな予感。。。

IMG_20171227_162302


学校が始まった。

いや、学校に行った。だけかもしれない…。

 

月曜日。始業式を迎えた。

IMG_20180205_092640

9時半ごろ開始。3分の1ぐらい来ていたような気がする。

 

ただ、スコールの雨音が凄すぎて何回も中断。

IMG_20180205_094211

終わったのはお昼前ってとこ、、、。

 

みんな、何事もなく数時間平気で待っていられる。

久々の生徒たちとグダグダと話をしながら過ごしている自分に気づく。

 

日本じゃイライラの限界を超えるぐらいの待ち時間でもここでは平気。

だって、この後も特に予定ないし…。

 IMG_20180205_103713


その後、教室に移動して、グダグダと教室を整備したような、してないような、

そして、速やかに解散となる。

 

翌火曜日、職員室でグダグダ過ごす。

教室に一応行ってみる。40名の在籍だが14人が出席していた。

 

少しお話しをして、、、終わり、、、「さようなら~」

「何しに来たの?」と疑問に誰も思っていない。

 

午後は、理科の先生たちと会議。。。

1518320105926

授業…、、、もうじき、帰国。もう言われるがままを受け入れるつもり。


「じゃあ、昨年と同じFORM1とFORM4とりあえず教えて~。」

「オッケー」

とりあえず、帰国寸前まで、きっちり授業はさせてもらえそうだ。

ありがたい。

 

水曜日、同じく職員室でグダグダ過ごす。

生徒たちに授業用ノートを配布する。以上「さようなら~」

 

「授業はいつから…?昨年はもう始まっていたような…?」

「う~ん。先生たちまだ戻ってきていないから、、、来週かな、、、」そんな感じだ。

 

木曜日、学校に行く、職員室でグダグダする。「さようなら~。」

昼前に帰宅。今日は行っただけ~。

 

金曜日、掲示板に時間割が貼られる。

「じゃあ、授業行って~。」と、突然授業開始。

 

まぁ、授業をするって普通のことなのだが、この突然な感じに対応するのは大変。

ただ、慣れた。教室に行って自己紹介やら、簡単な予定の確認やら、少し理科やら、、、

 IMG_20180212_105510


特に台本を作らなくても、準備していなくても、授業できているぜ~!!!

自分の成長を感じるうれしい時間となった。

 

お昼から、授業カット。「職員会議しま~す。」

そして、授業がなくなるのも突然。

 

今日は先生たちいっぱい来たからって、、、

臨機応変ぶりが異常。

 

そんな感じで、来週からはようやく通常の学校生活になりそうだ。3週目にして…。

 

IMG_0985

さらにもう1つ。ここソロモンでは、人との別れのタイミングが不明。

 

「俺転校するんだ~。」なんてことはほとんど聞かない。

いなくなってから気が付くパターンがほとんど。

「んっ、あいついないの?」

「うん。転校した~。」

それが日常。

 

先生たちも同様

「別の学校に異動になったよ~。」

なんて、後から聞くことの方が圧倒的に多い。


IMG_0983
ちなみに緑シャツは新校長。

前校長とは突然の別れとなってしまった。

 

さよならを言えないままのお別れってなんか切ない気持ちになる。

 

ただ、

「俺転校する。明日の船で行くから今日が最後。」

っと、kunioボーイズとの別れ、、、

しっかり伝えてくれることもある。

IMG_0932

「そっか、残念だけど、元気で~。これプレゼント。」

 

それから、2週間彼は毎日我が家にやってきている。

 

なんてこともある。

 

もう、いつが最後かなんてわからない。

本人でさえ、わかっていないと思う。


毎日を最後だと思って、人付き合いをしよう。

IMG_20180209_150934

雨季なのか、サイクロンなのか、雨続き。
ひたすらに雨雨雨の1週間。
IMG_0844
道のぬかるみが異常事態。

そして、洗濯が全然乾かない。
濡れたまま着るしかない。

結局すぐに雨に打たれるから全く問題ない。

こうなってくると洗濯する意味があるのか疑問。

さて、そんな雨続きの1週間だが、ついに学校が始まるとされている日を迎えた。

月曜朝。雨。一応起きてみた。

学校行こうか…。
日本人としての自分とソロモン慣れした自分が戦う。

かろうじて日本人としての自分が勝つ。
IMG_0740
時間通りに到着。

無人の校舎。
IMG_0752
校舎に水没の危機が迫る。

とりあえず、動いているものを探すが、、、。
先生も生徒も犬も鶏もいない。


IMG_0738
新しくできた池で鴨が優雅に泳いでいただけ、、、。

そういえばここはソロモンだった。


とりあえず、副校長の自宅に押し掛け「来たぞ」ってことをアピール。

「今日雨だし、先生方みんな実家から帰って来てないし、、、」

優雅にお茶をいただきながらそんなお話をする。
そして、とりあえず学校行くかっ、、、ってことで、

新学期が始まった。

今週1週間は登録週間で来週から授業とのこと、去年と同じパターン。

とりあえず、
IMG_0753
ゴミだらけの職員室を片付けて、、、
IMG_0754
後は、特に何もしない。
「じゃ、帰りまーす!!」

そんな感じで1週間、「一応行っとくか、、、」的な出勤をした。

1,2時間滞在して帰宅。究極の慣らし保育、、、
まずは出勤することのに慣れるってことか。
体と心に優しい~

そして、ぼちぼち先生方も出勤してくる。
「ハッピーニュイヤー」なんて、、、
「今さらかいっっっ」的な挨拶を済ませる。

半分ぐらいの先生に会えたかな、、、。
さて、学校は、、、授業は、、、いつから始まるのだろうか。。。


週末、洞窟リベンジにでかけた。
なっちゃん隊員とみっちゃん隊員も同行。
IMG_0851
冒険。。。
しかーし、大雨。

「行けるのか?大丈夫なのか?」
「大丈夫だ。洞窟の中は雨降ってないから。行ける。」

「んっ、明らかに増水してる。」
IMG_0850

「本当に大丈夫なのか、、、。」

到着。
Screenshot_20180204-162217
子どもたちはパチンコでコウモリを狙う。
FB_IMG_1517689686986
そして、簡単にとらえてしまう。

更に、奥へと突き進む。
転倒に備えカメラの使用を控える。

ついていく。
めっちゃ暗いー
めっちゃぬかるんでるー
めっちゃ増水してるー
なんか臭いー

「本当に大丈夫なのか?」
「kunioたちはここで待ってろ。」

「ですよね、、、。」

子どもたちはぐいぐい突き進み、
私たちは来た道をせこせこと退散。

「大丈夫」はそっち基準の「大丈夫」だったと知る。

前回よりほんの少し進めたかな。。。
10mぐらい。
スモールステップ。。。

さてさて、
雨に打たれて、
FB_IMG_1517689699463
傘はそこいら中に生えてる。

滝に打たれて、
IMG_0888


洗濯ものがどうか乾きますように。

↑このページのトップヘ