クリスマスイブがやって来た。
日曜なのでいつも通り教会行く。
集合~。
気合いの鐘で集合の合図。
ちなみにこの人、見た目通りの牧師さん。
いつも通りの礼拝。
ただ、歌は少し多め。
勢い余って、日本の賛美歌を披露。
「きーよしー♪こーのよるー♪」
「もーろびとーこぞーりーてー♪」
それ以外は特に変わったことはない。
「クリスマスは明日だ。今日の夜は準備するぞ!!」
クリスマスイブは最終準備の時間らしい。
翌25日
朝には、
こうなる。
そして、
こうなる。
クリスマスの礼拝が始まる。
いつもより少しおしゃれをして
いつもより少し多めにお祈りをして
いつもより少し多めに歌を歌う。
「日本の賛美歌のリクエスト入りました~~」
午後からはパーティー。
「日本のカレーを作れって、リクエスト入りました~~」
そして、みんなで、食事をする。
ケーキの登場。
「よーし、KUNIOケーキ入刀しろ」って
「牧師さんと一緒にケーキ入刀だ」って
「うーん。なんかちがうなー」っと思うけど…。
その後は、みんなで、踊って
最後にはみんな乱入して、
ちなみに、PPAPブームがムンダに押し寄せている。あらゆるところで「I have a pen♪」……
「明日からはイベント盛りだくさんだぜ!!」
といことで、翌日からは村を4つのグループに分け様々な競技での対抗戦が始まった。
いやっ、始まる予定だった。
「明日は朝からサッカーだぜ~。」との勢いはどこえやら。安心安定のソロモンタイム。午後から開会式だけ…。しかも、開会式もいつの間にか終了ーーー。空気を読む力が求められる。
そして、
その翌日からようやく、
サッカーやら
バレーやら
ココナッツムキムキ対決やら
ディベート大会なんかもあった。
ちなみにディベートのテーマは「女性がズボンをはくことは許されるか。」だった。
日本でやったら大問題になりそうなテーマだが、ソロモンでは女性がズボンをはくことはタブーとされているらしい。最近では、普通にズボンをはいた女性を見かけるが、教会に行くときはスカート必須。
ズボンの利便性(農作業しやすい~、女子もサッカーやるわよ~)と、
伝統を守ること(ココナッツリーフのスカート)の大切さなど、意見をぶつけあっていた。
その他、「若者はスマホを持つべきか否か」や「教育は必要か否か」熱い議論が深夜に及ぶまで行われた。
まだまだある。
ファッションショー1。
ファッションショー2
スピーチコンテスト。
テーマは「keep clean Munda」
生け花コンテスト。
こんな催しが1日中、朝の10時頃から夜中の12時過ぎまでだらだらやっている。
これぞだらだらの極みってな感じ。
夜はもうお眠です……。
タイムテーブルを作って日本的に進めると半日で絶対終わる。
でも、誰も気にしてない。
待ち時間が2、3時間あっても、
スコールで2時間中断しても、
椅子の有効利用
サッカーの審判が2時間遅刻しても、
審査委員が夜10時に到着しようとも……
やっぱり、誰も気にしていない。
そんな感じで、26日から新年7日まで様々な企画で楽しむらしい。
「Kunio今日のMC頼む!」
ボーっと眺めるだけのつもりなのに無茶振りが降りかかる。
本日はこちらの4人でお届けしま~す!
「Kunio今のショーはどうだった?」
「サイコー」
「Kunio今の歌はどうだった?」
「上ー手い」
ベストは尽くした。
さてさて、この後は、料理対決とか、釣り大会とかカヌーレースとかマラソン大会とか水泳大会とかとかとか、、、
そんな企画目白押しらしい。
もう、ドキドキが止まらない。
年末年始のテレビ特番がなくても、国民的スポーツイベントがなくても、
村人みんなで企画運営参加して楽しむ。
そんな年末年始も悪くない。
それでは、みなさん良いお年を~
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