ガスなし生活も残りわずか。
一応、ガスも買うことはできるのだが、ソロモンライフを貫いてみた。もう長いことガスを買っていない。
薪は子どもたちがとってきてくれる。
野外炊事、やっぱり慣れてしまえば何てことない。
むしろ、帰国後、薪割りやら火おこしやら、それができなくなってしまう方が悲しいと思えるようになった。
重症。
さてさて、今週の生活はというと、
午前中は学校隊員。
通常授業を淡々とこなす。
早くも、日本の歌覚えたぜ~。
こっちは、生徒の名前全然覚えられないぜ~。
お昼過ぎからは、村人隊員。
特に、何もしていない。
居るだけ。
遊んでるだけ。
柔道大会開催。
ちょこちょこ練習させていたので、それなりに柔道になってきた。
気がするだけか…。
釣りに行こう~。
仕掛けは、ペットボトルと針と糸、エサはヤドカリを捕まえる。
これがソロモン式。
一応、日本からも安物の釣り竿も持ってきていたのだが、一瞬で壊れた。
今は、ソロモンスタイル。
それ以外にも、
お絵描きやら、音楽やら、その日の気分でやることを決めて、適当に遊びながら暮らしている。
勉強は相変わらず週7で続いている。
コンペティションも開催。
優秀者は帽子getだぜー。
世界地図、国旗、首都も結構覚えた。
ただ、アルファベットがなかなか読めるようにならない。
電子辞書の発音機能で確認。
使い方はバッチリ覚えたぜ!!
この勉強会、最後の日まで続けよう。
さて、とあるおじさんから、、、
「今度の日曜礼拝一緒に司会進行しよう!!」
これはまた難しいお願いが舞い込んできた…。
教会には、毎週日曜休まずに通った。
日曜だけじゃなく、平日の礼拝にも、行事にも、ほぼ休まずに出席した。
教会に通い始めて、協力隊としての活動、日々の生活が激変した。
老若男女、ありとあらゆる村人との距離急接近。
もちろん、他人との距離が近くなると、わずらわしく思うこともいっぱいついてくる。
ただ、それ以上にかけがえのない思い出がいっぱいできたことは言うまでもない。
日曜の礼拝も残り3回で終わり。
思い出にもなるし、感謝の気持ちもあるし、
このお願い引き受けよう。
やるべきことは賛美歌の紹介、聖書の朗読、聖歌隊の紹介、KUNIOBOYSとの合唱
「ピジン語(ソロモンの共通語)でやる?それともロビアナ語(地元の言葉)でやる?」
「もちろん、ロビアナで~。」
練習は2回。
発音なんかも結構細かく注意される。
何となくできるようになればいいのかと思いきや、それなりの完成度が求められた。
さすがに、礼拝やし、きちんとやらないと、、、
ってことで、結構練習した。
そして、本番。
うん。それなりに緊張したけど、まっ、しっかりできたと思う。
讃美歌は、ロビアナ語と日本語で披露。
子どもたちと毎晩練習した。
うん。みんなよろこんでくれた。よかったよかった。
なんとか無事に終えることができた。
ちなみに、この衣装隣に住むおばちゃんが作ってくれた。結構気に入っている。日本でも着よう。
こうして、一つ一つ終わってゆく。
教会の諸連絡で、私のフェアウェルパーティーの連絡が告げられた。
「もうすぐ帰っちゃうんだろ~?」といろんなとこで、いろんな人に尋ねられる。
「KUNIOは家族だから遊びに来たときはこの家に泊まりなさい。」もう何人にも言われた。
さて、いよいよ締めくくりが迫ってきた。
ただ、特別なことは何もせず、特別なお出かけもせず、最後まで、今まで続けてきた日常を続けようと思っている。
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