KUNIOBOYSを迎えに行く日がやってきた。何度となく往復した日本とソロモン。

いつもは「楽しみ～。」って、里帰り的な感じで遊びに行く気満々なのだが、今回は違う。

任務がある。

安全にトラブルなく日本へ子どもたちを連れて帰ってこなければならない。

無事に村を脱出できるか。

出国審査、入国審査を乗り越えることができるか。

そもそも、ビザを受け取れるか。

前代未聞のプロジェクト。それ以外にも心配なことは盛りだくさん。

不安な気持ちで旅のスタートだ。

予定より半日早くムンダに到着。

予定通りじゃないのでお迎えはなし。

今回は移動日込みの５日滞在（実質は３日）。の短期滞在。

まあ、仕方ない。

いつも通りのムンダライフ。。。

子どもたちと、村人たちとだらだら過ごす。

ここは、、、日本とは流れる時間が全然違う。

時間が空いたら「何かやっておくことはないか･･････。」なんて、、、

やっておくべきこと無限ループの日本ライフ。。。

それを断ち切ることができる。

まっ、ちょっとぐらい勉強するのも大事やけどね。

勉強会も継続。

そして、村を発つ前日。いってらっしゃいパーティーが開かれたのであった。
家族や村人が集まって、、、

「宴」の始まり。

「村を出たことない子どもたちに素晴らしい経験をありがとう。」

「村に迎えるばかりだった外国人。自分たちも海外を知ることができて本当に誇らしい。」

「KUNIOに、日本に、感謝でいっぱいだ。」

って、そんなありがたい言葉をいただく。

そして、子どもたちのお言葉。。。

「日本にいってしっかり勉強してくる～。」

「恥ずかしがらずに友だちをたくさんつくる～。」

「日本とソロモンの違うところを見つけてくる～。」

そんな、話を村人に宣言！！！

「ほんとかよっ」って思いつつ、時間はあっという間に過ぎ去った。

そして、最後に「BAKIHA」（バキハ）って代物を頂戴する。

この「BAKIHA」昔の伝統的なお金だ。


サンゴで作る。結婚の儀式や高級品との交換で使われるとのこと。今は数か少なく価値があって、見せてもらうのも一苦労って感じだ。

 「こんなにありがたい代物ちょうだいしていいのか･･･。」って、少し身が引き締まる思いだ。

さて、翌日はいよいよ村を出る。どのような珍道中になるのか好ご期待。。。