「日本の友だちがお別れ会のときにアルバムやら動画を作ってくれただろ。感謝の気持ちを込めて、お返しのプレゼント準備しとけよ。あと、お世話になった先生方への手紙を仕上げておくこと。」

村に到着する前の船で約束した。

「わかったーーー。」
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しかーし、村に戻り、ソロモンライフに戻り、自由を手にした彼ら、、、
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集合をかけても集めることさえできない。
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サッカーに夢中。。。

あと、日本では没収していた携帯ゲームに夢中。。。
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私の怒り、、、ピーク。

「お前ら、物だけもらっておいて、お礼なしって、、、学校も行くって言ってたのに全然いかねーし。サッカーだけかいっ、、、日本で何を学んだ???」

って、やっぱり心の小さい私。
言った後に後悔・・・。

もちろん、わかっていた。日本では、頑張って、頑張って、我慢して、我慢して・・・
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解放してあげるべきなのだ。

しかし、やっぱり、
「日本での学びを生かして・・・」なんて思うと、
「まっ、いっか~~~」って、思えず、、、

きっと、期待しているのだろう。。。

イテ~「日本の生徒たち毎日メッチャ忙しいの知ってるだろ?そんな中いろいろ準備してくれたのに感謝の気持ちないのか?」

イテ「ん~~~。すこーーーしある。」って、

「すこーーーし・・・?」怒!!

「じゃあ、もうアルバムも返せ~~~。」

イテ「いやいやいや。感謝してるしてる。」って、、、

もう遅い。「怒怒怒。」

そして、またしても、いらない一言。。。

「お前ら、もう時間守る気ないなら、プレゼントした時計も返せ~~~。」

「いいよ。いらね~~~。」ってジョナタン。。。

もう、、、、、残念でならなかった。


ただ、ジョナタンは一番真面目。
きっと、日本でも一番頑張ってたし一番我慢していた。
寒い日のプールも一人見学せず参加した。
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それも、わかっていたはずなのに・・・。

あとあと、ジョナタンは号泣していたと聞いた。

彼らなりに何か思うことはやっぱりあるんだ。

よし、頼るは村長をはじめ村の大人たち、、、
サッカーゼッケンを村のチームにプレゼントするついでに愚痴をこぼす。
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「このプロジェクトせっかく成功に終わったのに、あいつらときたらお礼の手紙さえ書こうとしない。プレゼントももらうだけもらってお返しもしない。あと、学校にも行かないし、、、俺はとっても悲しい。」なんて、、、

「わかった。俺にまかせろっ!!!」って、早速、子どもたち呼び出すって、、、。

よしっ、あとは任せた。

翌日、、、
「どうだった?」
「おう、ぶっ飛ばしといたぜ。」って、、、


いやいやそういうことじゃないんだけど、、、


「でも、ジョナタンは来なかった。あいつは駄目な奴だ。あとで、ぶっ飛ばしておくから、、、」


いやいやいや、もう、それはいいや。。。

こんなギクシャクしたままお別れはいやだ。

もう時間もないし、怒りをおさめなければ、、、


作戦変更。。。
もう、ソロモンでのだらだらライフは見過ごそう。そして、日本でのことを褒めちぎろうと、、、

その夜、教会で会合があった。
「日本の生活発表会もするから~~~。」

3人にも参加するように伝えた。
イテとレンシーは割と時間通りに来た。

ジョナタンは・・・・、かなり遅れて到着。
正直来ないと思っていただけに、、、
ほっと一息。

まずは、村人に日本の生徒が作ってくれた動画やらを見せる。
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みんな、日本の生活に興味津々。
特に子どもたちは目をキラキラさせて、、、

「今度は自分が行きたいっ」ってね、、、、
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みんなが一番爆笑していたのは、
陸上大会の100mのレース。
「お前ら遅っ!!!」って、、、

そして、3人にいろいろ説明しなさいって、
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嫌がって話さないかな~~~。って思ったが、
案外しっかりジャパニーズライフを説明してくれていた。

「日本はめっちゃ忙しくて村の生活と全然違った。きっと、みんなだったら耐えられないぜ。」
「日本人は困ったら助けてくれるし、みんな親切にしてくれた。」
「みんなゴミをちゃんとと捨ててきれいだった。村もきれいしたい~~~。」
そんな話をしてくれた。

その後、私の番。
本当は、その場で村人に愚痴っちゃおうという思いもあったのだが、やめた。
村人の前で彼らを褒め契った。

「レンシー、日本では本当によく頑張った。もう、君の頭脳は一段階上にいっている。そして、日本でのスペシャルな経験はこの頭脳に刻まれている。もう楽しみでならない。」

「イテも、最高だった。友だちいっぱいできたし、全然恥ずかしがらなかったし、もう、ここに外国人が来てもイテはすぐに仲良くなれるなっ。」

「ジョナタンは一番真面目に頑張った。何事からも逃げ出さずやりきった。君はすでにサムライスピリッツ、、、もう、俺は安心して日本に帰れるぜ。」

そして、なんとなく彼らとの関係も修復できた。

翌日、イテは学校にも登校した。
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友だちに日本のクラスメイトを紹介した。

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「この子かっこいいわ~~~。」なんて、、、
そんな話になる訳で、、、

みんなにアルバムを見せつつ日本の生活を説明していた。
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もちろん先生方にも、、、
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写真もあるよ~~~。
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帰国の報告完了。「明日からちゃんと登校再開します」って、、、
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そして、集会が開催されそこで全校生徒に向け報告させてもらえた。
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絶対日本に行く前だったらできなかったと思う。
シャイ過ぎて人前で話すなんて、、、

日本では、人前でのあいさつの連続だった。
最後の方は、笑いがとれるまえの成長ぶりだった。
地元の言葉で話すなんて、もう簡単。
笑いを交えながら日本での生活を紹介していた。


ジョナタンとレンシーはというと、
翌週から行くって、、、

もう、信じることにした。

こうして、私の怒りを収めることができたのである。

やはり、怒りは怒りしか生まないようだ。
穏やかに人を許す心。。。

私自身学びの連続。いい年して、、、